http://kingfung.blog.fc2.com/?overture" target="_newスポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
http://kingfung.blog.fc2.com/blog-entry-8234.html江戸川乱歩って同性愛とか少年愛とか多いの?
後味の悪い話 その143
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1379335882/
71 名前:1/2[sage] 投稿日:2013/09/18(水) 21:15:18.79 ID:UIRvmLVbO
江戸川乱歩原作、長田ノオト作画の漫画「屋根裏の散歩者」
舞台は戦後、主人公の三郎は三流私大にほとんど通わず親を嘆かせている半ニートの大学生。
最近引っ越した新築の下宿に、因縁のある男が偶然越してきて早速殴られたので、原作通りのやり方で殺した。
(三郎が明智探偵と知り合う機会を作った男)
(退屈しのぎに女装してポルノ映画館に入った三郎を痴漢した男。
三郎の正体がばれて騒ぎになるのを明智が止めた)
明智が見破るのは原作通りだが、ここからが後味悪かった。
死刑になるのは苦しいんだろうか…と屋根裏で震える三郎の肩を抱き、
三郎が男の口めがけて糸を垂らし毒を伝わせたあの節穴を覗くよう促す明智。
72 名前:2/2[sage] 投稿日:2013/09/18(水) 21:16:32.70 ID:UIRvmLVbO
三郎が見下ろすと、用箪笥の上に美しいガラス彫刻があった。
三郎は疑っていたが、粗野な彼は本当に新進気鋭のガラス工芸家だったのだ。
明智は、警察は服毒自殺と断定したから君の身は安全だ、余計な事は言わなくていい。
と、やっと後悔して涙を流す三郎を優しく抱き締め慰めた。
それでいいんかい!って、ズコーだった。
因縁といっても元々三郎が女装してポルノ映画館で隣に座ったせいだし、下宿でも一方的に嫌がらせしてたし。
76 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/18(水) 21:48:22.23 ID:PvDg+azq0
いろいろ読み取るに、自殺に偽装した殺人を見破った探偵が、一緒に真犯人は優れた
ガラス細工技能の持ち主であることもみつけて、それで真犯人をかばっちゃった?
77 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/18(水) 21:57:21.04 ID:UIRvmLVbO
三郎は押入れの天井板の一部が簡単に外れて屋根裏に入れる事を知り、
天井の節穴からの覗きと盗聴に夢中になった。
その男の部屋の天井板には大きな節があり、いじってみたら外れたので覗いてみたら、
彼は節穴の真下に枕を置いて仰向けに寝ていた。
試しに糸を垂らしてみたら口の真上におりたので、これ幸いと毒薬を垂らした。
これっぽっちで死ぬわけないよな~、途中で寝返り打つよな~、
気づくよな~、気づかねーのかこの鈍感野郎!
と思いながら毒を垂らし、毒が入っていた小瓶を節穴から落として撤収。
部屋に小瓶が転がっていたので、警察は服毒自殺と判断した。
密室殺人では?と思った明智は、犯人が屋根裏から浸入したとすれば、
屋根裏に証拠が残っているかも?的な揺さぶりをかけ、三郎は引っ掛かった。
83 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 00:08:43.33 ID:bHg2B2Cr0
江戸川乱歩といえば孤島の鬼がひどい
主人公と彼に恋心を寄せる友人A。
Aは幼い頃母から性的虐待をされて女嫌いになっていた。
Aの出身地はとある田舎の孤島で両親は身体障害者。
実は父親は自らの障害のせいで世の中を憎んでおり、貧しい家の赤子や捨て子を集めては
わざと障害を持たせて見せ物小屋に売り飛ばす仕事をしていた。
赤ん坊の時から頭以外を石に埋めて大頭の奇形にしたり
顔の皮を剥いで動物の皮膚を移植したり人工的なシャム双生児を作り出したりとやりたい放題。
A自身も実は夫婦に売られてきた赤子だったが、なぜか気に入られ
そのまま健常児として育てられていた。
島に来た主人公とAがその秘密を知り警察に行こうとするが
父の部下に襲われて船は転覆、島の地下洞に迷い込んでしまう。
灯りをなくしたり海水が満ちてきたりとさまざまなアクシデントで極限状態の二人。
Aはついに一度でいいからと主人公を襲う。
そこへ都合良く捜索隊と出会い二人は無事救出されさっきの事はなかった事になる。
最後はAの義理両親は逮捕(父は自決だったかも)囚われていた障害者も解放され
主人公は恐怖から総白髪になるも分離された美しいシャム双生児の娘と結婚。
Aは後に病で亡くなった。主人公の名を呼びながら。
何がひどいって主人公は薄々Aの自分への思いを知っていて
拒絶するでも受け入れるでもなく、それでいてAが自分にドキドキしているのを
理解していて思わせ振りな言動をとったり天然っぽくかわし一喜一憂するさまを楽しんでいた。
Aと障害者にさせられた人たちが可哀相で、ちゃっかり嫁見つけて
Aにも見せ付ける主人公が後味悪かった。
84 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:03:59.01 ID:3z+8VwRZ0
主人公と友人Aの性別で混乱したけど調べてみたら友人Aは同性愛者でどっちも男だった
85 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:09:40.70 ID:bHg2B2Cr0
最初に書けば良かったな、ごめんね。
Aは自分が同性愛者だという事で悩んでおり、主人公はへぇー大変だねーとか
同情寄せる振りしつつ好意自体は嫌がってないで
モテモテ気分(相手男だけど)を味わって浮かれているんだよ。
しかもラスト娘と結婚する時も「親友の君は祝ってくれるよね?^^」とか
Aの気持ちを分かっていながら見せ付けているのがゲスすぎてなんか…
これAか主人公のどちらかが女だったら最悪だろ。
88 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:28:21.34 ID:3r/tbRrD0
主人公自身がAの魅力に惹かれつつ葛藤してたんでないの
89 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:47:32.64 ID:bHg2B2Cr0
いやー、洞窟で襲われた時はどん引きして恐怖で逃げ惑ったし
最後Aが自分の名を呼びながら死んだと聞いてもフーンてな反応だったし
Aに対してはせいぜいが好奇心だったんだろう
86 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:12:29.08 ID:q7hGnucJ0
乱歩って同性愛とか少年愛とか多いの?
そういうの好きなの?
87 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:21:56.48 ID:NcPhbVva0
乱歩の作品は性的に乱れたのが多い
近親相姦ぽいのもあった気がする
どれも意図的に薄気味悪く書いて恐怖をつのる作風だった気が
106 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 14:31:00.88 ID:BQmvilvdi
>>87
そんな作品を量産しておきながら
「僕、犬神とかそういうの大っ嫌いや」
って横溝正史に言うんだよな
ある意味後味悪いw
好きだけどw
90 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 01:48:12.98 ID:X8qDWrG10
>>86
結婚したばかりなのに旦那が求めてこない
夜な夜な旦那が蔵の二階へ消える
まさか浮気相手と会っているのか?と
突撃したけど誰もいない
実は旦那は箱に入っている人形を愛していた「人でなしの恋」って短編の話もある
一番好きな話
99 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 12:35:46.60 ID:DbRXRtqm0
>>90
いわゆるレディコミで、人でなしの恋原作にして、
旦那浮気?
↓
人形でした
↓
と思わせて人間でした
↓
奥様旦那を人形にしました
と、ひねり過ぎたのを見た記憶が
100 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 12:43:48.73 ID:wmyxoFaU0
>>99
そこまでひねると、何がなんだか分からなくなるなw
- 関連記事
-