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ゴールデンウィークスペシャル三日目は特別編成恒例「洒落怖」!
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(2/2)
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    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生 【6】完結編


    【5】はこちら


    777 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 16:58:29.69 ID:AaF8IFAC0
    皆さまこんにちは>>1です
    いよいよ最終回です
    あまりダラダラ続けるとかえって興ざめされるとは思ったのですが
    若干書き足した結果
    最終回は4部構成になってしまいました

    前編
    中編
    後編
    完結編の完結編となります

    とにかく始めます

    お時間の許す限り、どうぞお付き合いください


    779 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:00:07.48 ID:AaF8IFAC0
    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生


     完結編 前編 



    俺は妻のみどりにひどい事をしてしまった
    心も身体もボロボロに傷つけてしまった

    なのにみどりは俺を許してくれた

    もうみどりを泣かせるような事はしない
    傷つける事も絶対にしないと誓った


    785 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:04:10.86 ID:AaF8IFAC0
    翌日から俺はしばらく会社を休んだ
    完全にショック状態になってしまったみどりが起きられなくなってしまったからだ

    昨日からずっとだけど
    冷たい汗が止まらない
    どんどん冷たくなって震えるみどりの身体は本当に死にかけていた

    焦った俺は救急車を呼ぼうとするがみどりが止めた

    「この状態で病院に行ったらあなたが困るでしょう」

    確かに強姦の痕跡がクッキリと残るみどりの身体が病院で調べられると
    たとえ夫婦といえどもかなりややこしい問題になるだろう

    「ちょっと寝てたら治るから」

    俺にはそうは見えないがみどりがそう言うなら仕方がない
    そしてみどりはこん睡状態に陥った

    トイレすら1人で行けないみどりにずっと付添い
    温かいお粥を作って食べさせ
    家じゅうの布団をかけてやり
    俺も横からほとんど意識のないみどりを抱いて温めた

    長い間、ずっとそうしていた


    789 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:07:29.32 ID:AaF8IFAC0
    みどりと一緒に布団に入ってたけど俺にはさすがに暑い
    俺の汗でみどりが冷えるとかえってよくないと思い
    布団から出て横に寝転がった

    そして意識が戻らないみどりの顔をずっと見ていた
    お互い地味で無愛想な夫婦だったけど
    それなりにいろんな思い出がある

    会社で初めて会った時の無愛想な顔
    仕事を教えてくれる時のめんどくさそうな顔
    何度かしたデートでの退屈そうな顔

    そして俺に結婚を申し込んだ時のぶっきらぼうな顔
    みるからに無愛想なみどりはいったい何を考えて
    俺と結婚しようと思ってくれたのか

    みどりは俺を愛してくれてたのか
    そして俺から何か愛を感じてくれてたのか
    そもそもなぜみどりはこんな無愛想な女に育ってしまったんだろう


    792 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:10:40.14 ID:AaF8IFAC0
    こんこんと眠り続けるみどりの顔からは何も読み取れない

    結婚式の時
    みどりの母親が俺の手を握って何度も言っていた
    この子をよろしくお願いします
    本当によろしくお願いします
    あなたの言う事を聞かなかったらきつくしかってやって下さい
    ぜったいあなたにご迷惑はかけさせませんから
    何があってもこの子をずっと置いててやって下さいね

    その横でみどりの父親も泣いていた
    言葉は少なかったが、俺を見て何度もうなずき
    あふれる涙も拭かずにずっと顔を歪めていた

    こんなに優しい両親に育てられたのに
    みどりはどんな子供時代を送っていたのか

    俺や上野さんのような
    思い出したくない過去があるのだろうか
    俺や上野さんのように
    過去を捨てて飛び立とうとは思わなかったのだろうか
    みどりにはそんな事はできなかったのか


    796 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:13:14.79 ID:AaF8IFAC0
    他の女の子みたいにはしゃぎまわるような事はあったのだろうか
    たくさん友達を作って楽しく遊ぶ事はあったのだろうか
    それともずっと1人で勉強だけしていたのだろうか
    みどりはどんな思いで青春時代を過ごしたのだろうか

    やっと家庭に入る事ができたみどりなのに
    俺は何一つしてやる事ができなかった
    みどりに愛の言葉すらかけた事がなかった

    みどりの期待を裏切り続け
    それどころか浮気してるのだと疑いまでしてしまった

    もう元のみどりに戻る事はできないのか
    いつものとおり無愛想に
    俺の帰りを待っててくれる事もないのか

    涙が出てきた

    あの無愛想な表情の一つ一つがたまらなくいとおしく感じる
    もしみどりが目を覚ましてくれたら
    ちゃんと愛してると伝えよう
    たとえ嫌がられても
    みどりが俺の妻になってくれた事に感謝しよう
    そしていつの日か
    2人で声を上げて笑える家庭を作りたい
    みどりが心から笑えるようにしてやりたい


    798 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:16:12.66 ID:AaF8IFAC0
    だけどもしみどりがずっと目を覚まさないようなら・・・・・
    みどりがこのまま死んでしまったら

    俺もみどりと一緒に逝ってしまおうか・・・

    それでもいいか


    なあ

    みどり・・・・・・・・


    俺はいつしか眠っていた
    いま何時だ外はもう暗い
    腹が減ったので1人で何か作ろうかと思い立ち上がった


    799 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:19:08.85 ID:AaF8IFAC0
    「・・・た・・・・」

    みどりの口が動いたような気がした
    意識が戻ったのか?

    再び寝転がってみどりの口に顔を寄せる

    「あなた・・・」

    ここにいるよ

    「ずっと・・・いてね・・・」

    うん分かった

    そのままその日はずっとみどりのそばで過ごした

    2つ並べてあったシングルベッドをぴったりくっつけて
    みどりの手を握ったまま眠った

    時おりみどりの手が弱々しく俺の手を握りしめる
    俺も答えるようにみどりの手を強く握った
    眠っている間もずっとそうしていた


    800 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 17:20:02.61 ID:33cpDYbS0
    最良の嫁


    804 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:22:35.69 ID:AaF8IFAC0
    明け方だったと思う
    握った手をみどりに揺すられて目が覚めた

    「あなた・・・暑い」

    どうした?

    「ちょっと暑い」

    少女のように小さな声で訴えてくるみどりの布団に手を入れてみる
    みどりの身体は温かった
    さっきよりほんの少し温かった

    「もう大丈夫・・・みたい」

    薄明かりでほとんど見えなかったがみどりの白い歯が見えた
    笑ってくれてるのか?

    「布団・・・ちょっと・・・どけて」

    もう大丈夫なのかみどり?

    「うん」

    よかった・・・本当によかった
    また涙が出てきた


    807 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:25:59.69 ID:AaF8IFAC0
    みどり・・・

    「うん・・・」

    聞いてくれるか?

    「うん」

    俺、みどりと結婚できてよかった

    「うん」

    今よりもっとみどりを幸せにしてみせるから

    「うん」

    ずっと一緒にいてくれるか?

    「うん」


    「ありがとうあなた」

    愛してるみどり

    「わたしも・・・」


    810 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:29:47.22 ID:AaF8IFAC0
    次の日になってようやくみどりの呼吸は落ち着き始めた

    顔に赤みがさし、冷たかった身体にゆっくりと血液が通い出した

    もう大丈夫だから抱いてと言って
    みどりは俺にしがみついてきた

    まだ危険な状態だったけど
    しがみついて離れないみどりを俺は再び抱いた
    負担をかけないように、なるべく優しく抱いた

    みどりも小さく声を出して悶えた
    今までとは違って、声をあげて反応していた
    恥ずかしい話だけど、みどりはこの日初めて女の絶頂を覚えたようだ

    俺たち夫婦は、やっと本当に一つになれた

    みどりは次の日になって、ようやく起き上がれるようになった
    起きてすぐにトイレに駆け込み
    それから風呂に入って食事をした

    俺があり合わせで作った下手くそな料理だったが
    みどりはたくさん食べる事ができた

    もう大丈夫だよと笑ってくれた
    ほっとした俺は、逆に倒れそうになった
    そのままさらに次の日までずっと抱き合ったままで過ごした


    814 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:35:15.13 ID:AaF8IFAC0
    それからまた月日は流れた
    俺とみどりは新婚時代に戻ったような気持ちで
    いつも愛し合っていた
    そしてまるで10代の若者のようにセックスを楽しんだ

    なぜかみどりはあの時の経験が忘れられないのか
    少々乱暴に犯されるのを好むようになっていた

    手足を縛ったり道具を使ったりしてみどりを犯した
    ムチやローソクもちろん暴力などは使わなかったが
    みどりはなぜか苦痛を感じる体位に歓びの涙を流した

    台所に手を突かせて服を着たまま後ろから襲ったり
    玄関口にみどりを押さえつけ
    口を手でふさいで声が出せないようにして犯したり
    ようやく甘い果実の味を覚えたみどりは
    俺が何を要求しても拒否しない女になっていた

    およそ思いつく限りのことをやった

    アオカンとスカトロ以外
    自分の知識を総動員してみどりに教え込んだ

    みどりはそれをのたうち回りながら必死で吸収した
    涙をこぼしながらなぜか全身を震わせて悶えていた
    俺は正直そういう趣味はないので戸惑っていたけど


    817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 17:37:44.01 ID:a6tUcMoy0
    みどり・・・?

    820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 17:38:44.84 ID:Jnln0Oju0
    みどりちゃん・・・クールなのに変態だったのか


    821 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:38:47.35 ID:AaF8IFAC0
    そしてみどりは新しい下着を買う時は必ず俺に相談にきた

    2人で通販のカタログを見て
    俺の好みのタイプの下着を教えると
    みどりは1人で出かけて似たようなのを買ってきたり

    2人で買い物中、みどりに引きずられて女性下着売り場に連れ込まれ
    一緒に下着を選んだりもした

    番茶で煮出したような地味な色のみどりの下着タンスは
    たちまち夢のような宝箱に生まれ変わった
    全て俺好みの明るい色の下着ばっかりだった

    ある日みどりは自分のパンツを持ち出してきて
    俺にこれを使ってオ●ニーをやって見せてと言ってきた
    さすがにそれはできないと言ったがみどりは容赦してくれなかった

    どうしてもやってくれと言われて
    じゃあ一緒にやろうという事になり

    お互いの顔を見つめながら一緒にオ●ニーをした
    一度しかやらなかったがあれは恥ずかしかった

    みどりも2度とは言い出さなかった
    さすがに恥ずかしかったのだろう


    829 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:41:36.25 ID:AaF8IFAC0
    俺は最後に見つかった例のグリーンの縞パンを捨てるつもりだった
    みどりとも約束したし
    さすがにあのパンツはもう見る気もしなかったし
    だがなぜかみどりに止められた

    またいけない事をしないように持っていて
    これを見ていろんな事を思い出して
    そう言ってみどりは縞パンを捨てさせなかった

    俺のパソコンのモニターの横にわざとらしくぶら下げていた
    オ●ニーしていても常にみどりに見られてるような気がして
    落ち着かない俺はそのうちオ●ニーをやめ
    たまった精力は全てみどりの中に注ぎ込んだ

    みどりも毎日のように俺を全身で受け止めてくれた
    しばらく縞パンは意味なくぶら下がっていたけど
    やがてそんなものは本当に必要がなくなった

    だってみどりのタンスを開ければ
    これよりもっと素敵な下着がいくらでもあるのだから

    そう言って俺はみどりの目の前で縞パンを捨てた
    それももうだいぶ前の事だ


    831 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:44:40.67 ID:AaF8IFAC0
    発育の遅かったみどりの身体は成熟も遅い
    すべすべしたみどりの肌は今でもしっかりと水を弾く
    俺にはみどりだけで十分だった
    みどりももちろん俺を愛してくれていた

    いい年した中年夫婦が何だって言ってくれてもいい
    とにかく毎日そんな感じだった

    誰にだって堂々と言える
    恥ずかしくもなんともない

    俺はみどりを愛している


    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生

    完結編 前編 終



    834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 17:46:37.44 ID:ilDl4YAT0
    毎日かよwwww


    838 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:48:24.95 ID:AaF8IFAC0
    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生

     

     完結編 中編 



    俺のバカな勘違いからみどりを深く傷つけてしまい
    みどりは生死の境をさまよった

    ようやく命を取りとめたみどりに俺は精一杯の愛情をつくした
    みどりもそれを受け入れてくれた
    いい年した中年夫婦だけど
    失っていた青春時代を取り戻すようにして過ごした


    840 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:51:34.67 ID:AaF8IFAC0
    こうやって改めて書いてみると
    実に恥ずかしい俺たち夫婦だったが
    もちろん毎日セックスばっかりしていたのではない

    俺はみどりの固く閉ざされた心を開くため
    いろいろと考えた

    何度か会った両親はごく普通の平凡な親だったし
    みどりをこんな心臓に鉄仮面を被せたような女に育ててしまった理由も分からなかった

    常識的に考えて
    子供の頃の何かの経験がみどりの心を閉ざしてしまったのだろうと考えた

    そんなにブスでもないしスタイルも悪くないし
    もっと普通に着飾れば人生を明るく楽しめたはずのみどりが
    笑ってる赤ん坊でもわっと泣き出すような仏頂面で今まで生きてきた理由を知りたかった

    だけどいきなり聞いてもみどりが正直に話してくれるとは思えなかった


    841 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 17:54:11.86 ID:AaF8IFAC0
    そこで俺は高校時代の上野さんの事を思い出し、そのやり方をマネしてみた

    上野さんは俺から何かを聞き出すとき、必ず自分の事を先に話した
    まず最初に自分の話をして、自分を全てさらけ出し
    自分の心を開いて見せてからゆっくりと相手の心に入ってきた

    グラウンドの土手で遅くまで話した記憶が再びよみがえる
    上野さんは自分の少女時代のつらい思い出を先に話し
    俺の心を開かせた

    あんな話は上野さんにとってもつらい告白だったと思う
    だけどそれを敢えて俺に話すことで俺の心の重苦しさを解き放ち
    俺を優しい気持ちにしてくれた

    おかげで俺はそれまで身にまとっていた暗い気持ちを脱ぎ捨てて
    再び前を向いて歩き出す事ができた

    もしあの時に上野さんに出会っていなかったら
    かたくなに拒絶し続ける俺に愛想を尽かして捨てられていたら
    俺の人生はどんなにめちゃくちゃになっていただろうか


    844 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:00:39.38 ID:AaF8IFAC0
    そんな事をいろいろ思い出して
    俺は飽きる事なくみどりと話をした

    今まで話さなかった
    少年時代の事件も全部話した

    今までここに書いてきた事を全て話した
    一応あんまりまずい部分はかなり脚色して話したけど

    みどりは俺の信じられない華麗な犯罪歴にかなり驚いていた

    かなり呆れていたけどもう隠すつもりはなかった
    俺の全てを理解してほしいと思った
    しばらく茫然としていたみどりだったが

    自分でお茶を入れて飲み
    しばらく呼吸を整えてから
    まったくあなたって人は
    よくそれで捕まらなかったわねと言った

    結婚してからの俺の性癖のルーツをやっと理解してくれたようだ

    上野さんの事も話した
    俺をどうしようもない崖っぷちから引き上げてくれた大切な友人だとして話した
    全てを聞き終えたみどりの顔は
    何かを理解してくれたように思えた

    そしてみどりもようやく重い口を開き始めた
    やはり子供の頃のイヤな経験がトラウマになっていた


    852 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 18:04:09.14 ID:a6tUcMoy0
    気になるな、みどりの過去。


    851 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:04:07.97 ID:AaF8IFAC0
    小学1年生になって
    一番最初の給食を食べている時
    当時まだ身体の小さかったみどりは
    給食を全部食べる事ができずに
    全部もどしてしまった

    教室のど真ん中で
    みんなの見ている目の前で

    無邪気な悪ガキたちは時には非情な鬼となる
    ちょっとした失敗を犯した小さなみどりに付けられたあだ名は単純明快

    「ゲロ女」

    その日から高校を卒業するまで
    小さなみどりはずっとそのあだ名に苦しむことになる

    囁く程度の陰口はすぐに陰湿ないじめに変わる
    来る日も来る日も
    小さなみどりは全身でそのいじめを受け続けた

    親にも何も言わずに
    中学に上がっても
    高校に入っても
    噂を知ってる誰かが必ず騒ぎたて
    学校中にイヤな噂ばかりまき散らされた


    857 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:08:39.96 ID:AaF8IFAC0
    もちろんひとりの友達もできない
    1日中ひと言も話さない日も多かった

    そして俺や上野さんのように思い切って
    自分を変える勇気を出して
    新しい違う世界に飛び出す事もできない
    小さな小さなみどりだった

    ようやく地元の高校を卒業して外の大学に入ったみどりだったが
    その頃にはすでに鉄の仮面を完全に心にまとってしまっていた

    ある程度心が発育してしまうと自分の性格は簡単には変えられない
    大学に入った時には全ての世界から顔をそむけ
    あの華やかなバブル時代にもみどりはかたくなに自分の殻にこもり続けた

    そしてみどりは猛勉強の末、いくつかの資格を身につけたが
    卒業する頃には俺と同じで
    すでにバブルははじけ去っていた

    華やかに自分をアピールする手段を何一つ持たないみどりは
    地味な食品工場に就職し
    そして地味に働き続けた

    鉄の仮面を被ったままで


    863 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:12:08.93 ID:AaF8IFAC0
    仕事のできる有能なみどりは黙々と働き
    社内での評判も良かったが
    それでもみどりは明るい場所には出ようとせず
    独身社員同士の懇親会などの行事にも一切参加せず
    黙々と仕事を続けた

    心を許せる友人の一人も作れないまま
    たった一人で働き続けた

    そんなみどりにたった一度だけ
    人生で初めてのスポットライトが当たった
    明るく眩しいライトがたった一度だけ、地味なみどりの全身を鮮やかに照らし出した

    理由はただ一つ、何を隠そうこの俺の登場だ


    865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 18:13:13.58 ID:33cpDYbS0
    >>863
    書いてて恥ずかしいだろwwwwwwww


    871 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:15:44.12 ID:AaF8IFAC0
    自分よりも地味な(あのみどりにこんな言い方をされるとは思わなかった)新人社員が入って来て
    仕事をし始めたのだがその手の遅い事

    俺本人はてきぱきとこなしていたつもりなのに社内での評判は良くなかったらしい
    俺がいつ辞めるかとかの賭けも行われていたようだった

    しかしそんな事を知ってか知らずか
    周囲の思惑に全く気付いていない俺はたんたんと働き続けた

    耐えきれず、俺のあまりの手の遅さに業を煮やしたみどりが手伝うようになった
    (俺はみどりが親切で手伝ってくれてるのかと思っていたが実際はそうではなかったようだ)
    それがなぜか周囲の注目を集めた

    みどりは当初は俺の事など何とも思ってなかったらしい
    あまりにノロノロ仕事をするから見るに見かねて手伝ったと言った

    それにしても俺の仕事ぶりがこんなに悪評まみれだったとは

    でもみどりが確かにそう言うのだから嘘ではないんだろう
    とにかくやがて2人はお似合いのカップルだと騒がれ始め
    俺がようやく仕事をこなせるようになった頃からみどりは俺の事を意識し始めた


    875 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:18:35.26 ID:AaF8IFAC0
    生まれて初めて出会う、自分よりも生き方のヘタな人間
    結構いい大学をちゃんと卒業しているのに履歴書にはただのフリーター
    (これもみどりがそう言った 事実なのでしょうがない)

    でもみどりはそのうち俺の事を認める気になってくれたらしい
    周囲が自分に盛んにエールを送ってくれる
    性格的には最悪だが有能なみどりは特に社員たちから嫌われてはいなかった

    その社内の全員がみどりを温かい視線で見守ってくれている
    人生で初めて自分が話題の中心に上ったのだ
    とても恥ずかしくて、そして嬉しいみどりだった

    それでもみどりはかなり悩んだ
    俺の将来性が全くなかったからだ

    俺は自分ではこんな仕事など簡単だと思ってたのに
    周囲の目は全く違っていたらしい
    生涯唯一の恋愛に、みどりはどうしていいか分からず思い悩んだ


    879 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:23:24.87 ID:AaF8IFAC0
    そんなバカな俺だがようやく仕事を理解し始める
    一応俺は頭はそんなに悪くない
    ただ要領が悪かっただけだ
    コツさえ掴めば大丈夫だ

    なんとなく俺にも記憶があるけど
    俺に大量の仕事が任せられるようになった時期があった
    あの頃からか、ようやく仕事ができると俺は認められ
    そしてみどりは決意を固めた

    あのみどりからの逆プロポーズも
    死ぬほど悩んで
    死ぬほど勇気を振り絞って言ったものだった

    ぶっきらぼうな言葉だったが
    みどりは顔から火を噴く思いで伝えたらしい
    もし俺に断られたら
    みどりは会社を辞めるつもりだったそうだ


    884 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:27:23.28 ID:AaF8IFAC0
    結婚してから俺の仕事はそれなりに順調だった
    食中毒やその後の人員不足で苦しい時期もあったが
    何とか乗り越えた

    先輩が次々と退職してしまったという理由はあるけど
    俺がついに次期室長と呼ばれる待遇を手に入れたのだ

    みどりの判断は正しかったのかと思われた
    俺を選んで、そして俺が自分を選んでくれてよかったと思った

    そんな時にこのバカ亭主が不始末を起こしてしまった
    あの沙希ちゃんのピンクのパンティー盗難事件だ

    俺が毎晩のようにオ●ニーしてる事にはとっくに気づいていた
    鈍いみどりにも哀しい男の性はなんとなく理解はできたらしい

    俺にパンツを買ってくれって言われた時も
    喜んで従った方がいいのだろうとは思った
    だけど恥ずかしくてできなかった

    自分のせいかもしれないとは思ったが
    でもどうする事もできなかった

    自分にもっと何か、俺にしてやれる事があるとは思ったけど
    あの時点ではまだみどりの鉄仮面は脱げなかった


    886 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:32:23.17 ID:AaF8IFAC0
    そして思い出したくないけど最後のあの事件

    みどりは情けなくて悔しくてたまらなかった
    浮気してるのかとまで言われた
    このまま家を飛び出して、もう世界から消えてしまいたいとまで思った

    俺にひどい事をされている時
    このまま死ぬのかと思った
    でも俺に殺されるのならそれでもいいと思った

    自分の人生はこんなものなのかと思っていた
    だけどギリギリ寸前で何とか元に戻れた

    俺が人間の心を取り戻してくれた
    自分も悪かったんだと思った
    俺を喜ばせるために何もできなかった自分を悔やんだ

    「ごめんねあなた・・・」

    みどりはそういう女だった


    889 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:35:28.12 ID:AaF8IFAC0
    後は長いけどとにかくいろいろあった
    正直、俺の事は完全にはまだ信用していないけど
    私はあなたについていく事しかできないから
    何があっても絶対に、あなたにずっとついていくから
    みどりは長い激白の後こういった

    「私、早くあなたの子供を産みたい」


    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生

    完結編 中編 終


    900 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:40:25.16 ID:AaF8IFAC0
    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生



     完結編 後編 



    長い長いみどりの告白だったがもちろんこれを一日でしゃべったわけではない
    数カ月かけて俺がゆっくり聞き出した情報だ

    冷や汗をかくような就職してからの話題ははさておき
    みどりの心に刻まれたトラウマの事は理解できた

    次に俺がしなければならないのはそれを取り除いてやる事だ

    とは言っても幼少時に心に植え付けられた傷はなかなか治らない

    俺が言うのも何だけど
    大人のいいかげんな脳内とは違って子供の精神は純粋だ
    俺はおかげさまで小さい頃はそんな目には会わなかったのだが
    パンツ泥棒の濡れ衣を着せられた時以外は


    902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 18:41:45.16 ID:UwUyDmeIO ?2BP(185)
    濡れ衣じゃないだろwwww


    905 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:45:00.65 ID:AaF8IFAC0
    それにしてもみどりの件は単純な話だ
    正直なところ、小学校低学年の頃なんか
    年に数回は誰かがお漏らししていた

    俺の小学校なんかウンコもらすヤツさえいた
    バス旅行などで車に酔い
    車内中にゲロをまき散らすヤツなんて
    高校に入ってからでもいたはずだ

    その事で多少のいじめはあっただろうけど
    一生引きずるほどの問題だったとは俺には思えない

    あーそんな事もあったっけーって笑い飛ばせばいいのではないか
    まあそんな事は当時の俺でもできなかったろうけど

    純真なみどりには耐えられなかった事とはいえ
    そんなにずっと心に刻むものではないと思うのだが
    それともその後に続くいじめが
    小さなみどりの心からあんな小さな事件を振り払わせはくれなかったのか

    だけど別に暴力をふるわれたとかでもなくただヒソヒソ噂されてただけのようだし
    誰もが幼少時に一度は経験するちょっとした失敗だった


    909 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:48:47.02 ID:AaF8IFAC0
    みどりはもう気にしていないとは言ってるけど俺は何とかしてやりたかった
    唯一の愛する妻、そして俺を唯一愛してくれている妻のために

    こんな時上野さんがみどりのそばにいてくれたらどうするだろう

    「そんなつまんない事いつまでも気にしてたらだめだよーっ」
    ってあっさり一蹴して
    その持ち前の明るさで小さなみどりをもっと楽しい世界に連れ出してくれたかもしれない

    奥原先生ならどうするだろう
    泣きじゃくる小さなみどりの肩を抱き

    「先生が絶対守ってあげるからもう気にしないでいいのよ」
    って約束してくれて
    次の日からいじめ根絶のため、みどりのために猛然と戦ってくれたかもしれない


    914 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:51:56.19 ID:AaF8IFAC0
    俺はつくづく自分がどんなに幸せな人生を送って来れたのかと改めて感謝した

    いつでも俺を守ってくれる人がいた
    俺がどんなひどい事をやらかしても
    俺がどんなに他人を受け入れなくても
    身体中でぶつかってくれた人がいてくれた

    なのに小さなみどりの周りにはそんな優しい人間はいなかったのか
    その優しさにすがりつく事さえ小さなみどりにはできなかったのか

    もう遅いかもしれないけど
    俺はみどりを変えたかった
    少なくとも
    大きな声を上げて笑える人間にみどりを変えたかった

    しかしバカな俺には何も思いつかない
    上野さんのような優しい天使にもなれない
    俺が頭に白い輪っかを乗せてみどりの前に現れたら
    みどりは今度こそ真剣に離婚を考えるだろう
    俺には上野さんのように、みどりを優しく包み込んでやる事はできないのか

    苦し紛れの作戦だが、俺はある計画を立てた


    918 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:55:25.97 ID:AaF8IFAC0
    ある日の夕食は俺が作るからとみどりに頼んだ

    みどりがスーパーの研修などで夜家を空ける時など
    俺は自分の食事は自分で用意して食べる

    決して上手じゃないけど
    別に食べられないようなシロモノでもない

    ところがある日みどりが俺の残した料理を味見して
    「猿でもこんなものは食べないわよ」と言った

    そういうわけでみどりは俺の料理を全く信用していなかったが
    死ぬようなものは作らないからと無理やり言い聞かせ
    俺はその日の夕食を用意した

    みどりも俺も
    イヤな過去を全て忘れてしまえるような料理を


    920 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 18:57:42.84 ID:nvoS/X7j0
    先に言っとくけどパンツは食えないからな


    924 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 18:59:34.25 ID:AaF8IFAC0
    作ってる所を見られないように
    居間のソファーにみどりを座らせ
    絶対こっちを見ないようにと脅かしておいた

    さほど手間のかかるものではないのですぐにできた
    さっそくみどりを呼んで席に着かせ
    俺の手作りの料理を食べさせる

    俺はこんな人間だから
    人の心を感動させるような料理が作れるはずがないし
    さりとて笑い飛ばせるような軽妙なシャレも思いつかない

    俺がみどりのために作った夕食は
    大きなボウルに大量に盛ったミョウガの千切りだった
    驚くみどりに一応説明した


    931 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:02:28.05 ID:AaF8IFAC0
    ミョウガをたくさん食べると物忘れがひどくなる
    俺もみどりも忘れた方がいい事がたくさんあるから
    これを食べて今日中に全部忘れる

    だから一緒に食べようと言った

    俺のつまらない冗談に怒ったのか
    馬鹿にされてるとでも思ったのか
    久しぶりに鉄仮面の形相をしていたみどりだが

    俺がそのまま食べ始めたので仕方なく箸を取る
    元々俺もみどりもミョウガは大好きで
    時々こうやって食べていたけど
    さすがにこんなに大量には食べられない

    俺はすぐに飽きて
    みどりが食べるのを見つめる


    935 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:06:19.10 ID:AaF8IFAC0
    バカにはつき合ってられないっていう表情のみどりだったが
    俺の気持ちを分かってくれたのか黙々と食べている

    途中からは醤油も何もつけないでそのまま食べ出した
    頭でもおかしくなったのかと思ったぐらい
    一心不乱にムシャムシャと食べ続けている

    俺は黙ってみどりの食べるのを見ていた

    みどりは下を向いたまま食べ続けている
    ミョウガに物忘れの効用があるとは思えない

    だけどみどりは食べ続けている
    みどりは今いろんな事を忘れようとしてるんだと思った
    ほんのちっぽけな心の傷だけど
    小さな小さなみどりには大きな傷だったんだろう

    みどりがそれを忘れられる強さを持ってくれるためなら
    俺はどんな事でもするつもりだ


    936 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:09:57.77 ID:AaF8IFAC0
    黙々とみどりは食べ続け
    ついにほとんど全部平らげてしまった

    あまり食の太くないみどりが
    大きなボウルに入ったミョウガを全部食べてしまった

    俺がスーパーを何軒も回ってかき集めてきたミョウガをみどりが1人で全て食べてしまった

    食べ終わってもみどりは顔を上げない
    やがてその肩が小さく震え出した
    泣いているのかと思い
    そっとしておいた方がいいのかなと思っいたが

    みどりは泣いているのではなく笑っていた
    肩を震わせてクックッと笑っていた

    今までみどりはめったに笑った事なんかなかった
    たまに笑っても唇の端だけを歪めて
    鼻で笑う程度だったのに
    そのみどりが肩を震わせて
    全身で笑いをこらえている

    その姿がおかしくて
    俺も笑い出した
    やがてみどりが顔を上げていった

    「ちゃんと全部食べたわよあなた」


    941 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:13:16.21 ID:AaF8IFAC0
    俺はそこで思った
    みどりはつらいのを我慢して給食を食べていたのではないって

    こんな性格のみどりだから
    自分の小さな身体に給食を全部収められるかどうかとか
    食べきれなかったらどうしようかとか
    残したら先生に怒られるのではないかとか
    そんな複雑な考えはなかったのではないか

    ただ目の前にある自分に与えられた任務
    給食を全部食べるという任務に
    小さなみどりは単純に没頭していたのではないか

    それが自分の好きなおかずかだったかどうか
    全部食べられるぐらいの量だったのか
    みどりの頭の中にはそんな事はいっさい浮かばなかったのだろう

    ただ先生が全部食べなさいと言ったから
    みどりは単純にその任務を遂行していただけなのではないか

    いまのみどりのミョウガの食べっぷりを見て俺はそう思った

    みどりの過去なんて何もつらい思い出でも何でもない
    ただみどりの頑固さが起こしてしまったおバカな事件なんだと
    そう考えるととてもおかしくなった

    食べられなかったら先生に素直にそう言えばよかったのに
    この頑固さで黙々と給食にかぶりつく小さなみどりの姿を想像して俺はますます笑い転げた

    俺がこんなに笑うのも久しぶりのような気がした


    944 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:16:27.54 ID:AaF8IFAC0
    笑いすぎる俺を不思議に思ったみどりにもその事を話す

    「うん、たぶんあの時はそんな感じだったと思う」

    そう堅苦しく答えるみどりに俺はいっそう笑い転げる
    みどりはとうとう怒り出したがその顔は笑っていた

    俺がさんざん笑った後でみどりは言った

    「ありがとうあなた」

    そんなみどりの目には涙が光っていたような気がした

    こんな事でみどりがつらい思い出を忘れるはずはないけど
    俺の気持ちはみどりに伝わったのが分かった

    しばらくしてからみどりは俺に向かって

    「明日からしばらくこの辺りではミョウガは買えないでしょうね」

    そう言えば歩いて行ける範囲のスーパーのミョウガは俺が全部買い占めてしまっていた
    2人でまた声を上げて笑った


    946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 19:18:44.50 ID:BDu9NBRvO
    いい人生送ってるじゃねえかこのやろう

    949 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 19:20:43.08 ID:LIv1bVIiO
    みどりって凄く良い嫁さんじゃねぇか
    …何でこんなパンツ泥棒なんかと


    950 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:20:54.84 ID:AaF8IFAC0
    それからみどりはたまに声を出して笑うようになった

    笑うと別人のようにかわいらしい笑顔になった

    元々顔のパーツはそこそこ整っているみどりなので
    その並び方さえ変わると表情が全く変わった
    みどりが笑うと家じゅうが明るくなった

    もちろん俺の心も明るくなった

    一回笑うたびに、みどりの鉄の仮面はボロボロとはがれていった
    会社で苦虫をかみつぶしたような顔をしていた頃を思い出すと
    まるで他人のようで吹き出しそうになる
    その事を話すとみどりもまた笑い出した

    俺達夫婦はようやくお互いに理解しあい、そして愛し合っていた


    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生

    完結編 後編 終



    975 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 19:40:19.99 ID:vAA7ijuY0
    ついに最終章か


    1 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:25:58.09 ID:AaF8IFAC0
    いよいよ完結編です
    何だか終わるのが寂しいですが
    どうぞ最後までお付き合いください


    10 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:37:28.47 ID:AaF8IFAC0
    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の悲しい人生



     完結編の完結編 



    そして時代はとうとう現在にいたる

    俺は順調に仕事を続け、みどりもそのままパートを続けていた

    有能なみどりはすぐにチーフに出世し
    正社員登用とか、売り場主任や店長候補など
    栄転の話が次々に出たようだが
    みどりは全て断っていた

    家の事ができなくなるからと言って

    そしていろいろ習い事を始めた
    料理教室とか編み物教室とか
    やっぱり地味なみどりには無難な趣味だ

    基本的に頭は良いがそんなに器用じゃないみどりは相当苦労したようだ

    初めて編んでくれたマフラーを俺は靴下と間違えそうになり
    みどりにさんざん怒られた

    やがて家にもパート仲間の主婦たちが遊びに来るようになり
    時には友達と化粧道具の販売会にも出かけて行くようになった


    13 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:41:25.52 ID:AaF8IFAC0
    俺はみどりが悪徳業者に騙されて
    怪しげな高い化粧品を売りつけられるのを心配したが
    みどりがそんなものに騙されるはずはなかった

    それでもいくつかの化粧品を買ってきて
    テーブルの上にズラリと並べて顔に塗りたくり始めた
    ああでもないこうでもないとかブツブツ言いながら

    俺は楽しくてみどりの変身していく様を眺める
    みどりの横に座って鏡に映る顔を見つめる

    「もう恥ずかしいから見ないで」

    そういうみどりを楽しそうに見ていた
    やがて長い時間をかけて出来上がった顔はものすごかった
    塗ればいいってものじゃない事を初めて知った

    「みどり・・・悪いけど普通どおりが一番いい」

    「そうみたいね」


    16 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:44:50.90 ID:AaF8IFAC0
    そんな今年の暑い夏の夜
    俺はその日も業者の人間と飲んでいた

    今回はかなり上得意のお客様なので
    駅まで丁重にお見送りした
    ペコペコと頭を下げ、お得意様をお送りする

    「いや長谷川さんそこまでしてもらわなくても大丈夫ですから」

    「いえいえそんな事は、とにかくどうぞよろしくお願いします」

    「分かりました安心して全てお任せ下さい」

    ってな感じで客がホームに降りるまで頭を下げ続けていた

    客の姿が見えなくなるとふぅーと大きなため息が出る
    接待とまではいかない付き合いだけど疲れるもんだ

    まだ少し飲み足りないな
    どこかでもうちょっと飲むか
    でも1人で飲める店なんて知らないし
    帰ってみどりと2人でゆっくり飲もうかな?

    そんな時、背中をチョンと突っつかれた

    あれ?この感触には記憶がある


    27 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:48:53.02 ID:AaF8IFAC0
    振り返るとグレーのスーツを着た若い女性が立っていた
    サラサラした短めの髪を明るい茶色に染めたグラマーな女性だった

    暑いので上着を脱いで手にかけている
    そして肩からは大きなヴィトンのバッグを下げている

    ついつい自然にその豊かな胸に目が行く
    白いブラウスを突き破りそうな巨乳だった
    透けて見えるブラジャーは派手なオレンジ色

    まるで俺の過去の妄想のオンパレードのような女性だった

    そしてその上にちょこんと乗ったかわいらしい顔は
    もちろん忘れていない顔だった


    35 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:53:33.73 ID:AaF8IFAC0
    「沙希ちゃん・・・」

    「お久しぶりでっすぅー!」

    沙希ちゃん元気そうじゃないか
    それにしても相変わらず豪快な登場シーンだ
    スーツはあんまり似合ってないね

    懐かしさといろんな記憶がよみがえり
    俺の胸が熱くなった

    「前からこの辺でたまにお見かけしてたんですよぉ」

    「でもなかなか声をかけづらくて・・・」

    何だもっと早く言ってくれたらよかったのに

    立ち話も何なので
    とりあえず駅前の喫茶店に入って話をした
    相変わらず沙希ちゃんが一方的に話すだけだが
    あの事件をまだ覚えてるのかな?

    沙希ちゃんのパンティーを盗んだ犯人が俺だと気づいているのかな?


    41 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 19:59:54.73 ID:AaF8IFAC0
    一方的に沙希ちゃんがしゃべりまくる
    その会話能力は前よりも格段に上昇していた

    俺は相槌すら打てずに沙希ちゃんの近況を聞いた
    沙希ちゃんは退職後本当に結婚したらしい
    でもすぐに離婚してしまった

    子供はいない

    旦那の浮気とか、黙って借金作って逃げたとかではなくて
    ただ性格が合わなかっただけだそうだ

    「バツ1でーす」
    と無邪気に笑う沙希ちゃんは相変わらずかわいかった
    年齢を逆算してみる

    たぶんもう30になるのかならないのか
    でもその年には見えなかった
    いまでもあの頃と同じ、22歳のままに見える

    しかしそれなりに年齢相応というのか
    それとも曲がりなりにも一度人妻を経験したからなのか
    何かぞくっとするような色気があった

    言葉の端々に、トロリとした大人の色気を感じた
    沙希ちゃんも大人になったもんだ

    そうだよお前ももうすぐ40だぞ


    45 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:03:32.23 ID:AaF8IFAC0
    コーヒーだけじゃ物足りないので
    沙希ちゃんに急かされるまま
    あの時と同じ居酒屋に入った

    ちょうど俺ももう少し飲みたかった所だし
    沙希ちゃんと一緒ならもっと楽しい

    みどりには今日は遅くなるって伝えてあるし
    もちろんご馳走するぐらいの小遣いは持っている

    いろんな酒を飲み散らしながら沙希ちゃんと話をした

    沙希ちゃんはあれからいくつかの職業を経験し
    今はフードアドバイザーという仕事をしているそうだ
    さまざまな飲食店と契約し
    新メニューの開発とか栄養管理とかをしてるらしい

    そういやプロ野球チームに入りたいとか言ってたっけ

    前とは別のマンションに1人で住んでいると言う
    なかなか楽しい仕事らしく
    忙しいけどけっこう給料もいいと言う
    それでこんなスーツ姿なのか
    良かったね沙希ちゃん


    47 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:06:44.96 ID:AaF8IFAC0
    しばらくお互いの仕事の話をした
    沙希ちゃんにも分かる話題で盛り上がった

    相変わらず箸が落ちても笑い転げる沙希ちゃん
    昔のままで、とてもかわいらしい

    一緒に仕事をしていた頃が鮮明に思い出せる

    「楽しかったですねあの頃は・・・」

    そうだね本当に楽しかったね

    「長谷川さん・・・覚えてますか?」

    えっ何でしょうどこの部分でしょうか?

    「私も大人になりましたよ・・・」

    さっさっ沙希ちゃん?


    50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:08:24.05 ID:Jnln0Oju0
    ここに来て修羅場が残ってるだなんて・・・


    54 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:10:04.42 ID:AaF8IFAC0
    その後もそんなドキドキした会話をしてからかなり飲んだ
    沙希ちゃんの目がまたトロンとしてくる

    もうたまらん
    あの時もう少しで手に入る所だった
    沙希ちゃんの甘い蜜の味わいが酔った頭に浮かぶ

    そして同じく俺の手の中をスルリと抜けていった
    あのかわいいピンクのパンティーも思い出した

    そして今、その両方の持ち主が俺の目の前にいる
    あの時よりもさらに攻撃力を増した肉体が

    「沙希ちゃん・・・そろそろ出ようか?」

    「はい・・・・・」


    55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:10:07.08 ID:4IU5yf8J0
    長谷川君は期待を裏切らない


    61 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:13:39.10 ID:AaF8IFAC0
    俺と沙希ちゃんは一緒に店を出た
    割り勘にしましょうと主張されたけどここは断固として俺が払った

    そしてまた駅前に戻った
    沙希ちゃんは俺のワイシャツの袖をつかんでいる

    その袖に沙希ちゃんの豊かなおっぱいが時々軽く触れる
    もうたまらん
    かわいくてしょうがない

    俺の脳内のハイビジョンに沙希ちゃんの豊満なヌードが鮮やかに映し出された

    「長谷川さん・・・もうちょっとお話したいですぅ・・・」

    沙希ちゃん俺も全く同じ気持ちだ


    65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:15:39.03 ID:Jnln0Oju0
    長谷川駄目すぎワロタwwww救いようがねえよwwww


    66 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:16:11.44 ID:AaF8IFAC0
    「良かったら・・・うち・・・来ませんか?」
    沙希ちゃん俺ももう我慢できない

    このまま・・・2人で・・・



    「ごめん、みどりが待ってるからもう帰らないと」


    67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:16:42.74 ID:4IU5yf8J0
    いや、ちょっと 場の流れをよんでください

    71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:17:20.81 ID:33cpDYbS0
    長谷川・・・男じゃないけど漢だぜ

    72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:17:25.18 ID:TvllCg0+0
    よく言った!!!!!!!!


    80 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:20:47.24 ID:AaF8IFAC0
    「そうですねーしょうがないっか」

    それでも沙希ちゃんは笑顔で俺を見送ってくれた

    「じゃあまたよかったら一緒に飲みに行きましょうね」

    悪いがそれはもうない二度とできない
    俺には愛する妻のみどりがいるから

    ごめんね沙希ちゃん
    沙希ちゃんならまた結婚して幸せな人生が送れるから
    何も心配いらないよ



    沙希ちゃん・・・



    さよなら



    83 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:23:33.03 ID:AaF8IFAC0
    そうしてほうほうの態で逃げ帰った
    危ない危ない

    まさかこの年になってこんな落とし穴が待ち受けているとは

    しかし沙希ちゃんかわいかったな
    若い頃よりもさらにパワーアップしていた
    次にもう一度あんな攻撃を受けたら
    たぶん耐えられないかもしれない

    ってか別に耐えなくてもいいのかな
    もう大人ですからとか言ってたし


    88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:26:36.63 ID:2x7dAI9D0
    >>83
    パンツで攻められたら落ちてたなw


    89 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:26:47.49 ID:AaF8IFAC0
    大人ですからってどういう意味なんだろう
    携帯メールなんかほとんどやった事ないけど
    せっかくアドレス教えてもらったんだし
    メールぐらいならいいかな

    だけど違う名前にしとかないとな
    みどりに見つかったら大変だしな

    言っとくけど俺はマジで浮気する気なんかないぞ今はもう
    俺はみどりを本気で愛してるんだから

    ちょっとメールしてみるだけだからな

    自分にそう言い聞かせて、玄関の鍵を開けた


    そして家に入ると、家の中にはまた沙希ちゃんがいた

    ?????


    100 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:30:23.27 ID:AaF8IFAC0
    沙希ちゃんはなぜかエプロンを付けて洗い物をしていた

    びっくりして自分の目を疑う
    俺はそんなに酔ってるのか?
    それとも部屋を間違えたのか?
    血走った目で沙希ちゃんの様子を見る

    よく見たらそれは沙希ちゃんではなかった
    しかし沙希ちゃんと同じような短い茶髪で、すらりとした女性がいた

    あれ?ここはみどりと俺の家じゃなかったか?
    誰かお客さんでも来てるのか?
    それにみどりはいったいどこにいるんだ?
    呆然として立ち尽くす俺の前でその女性はゆっくりとこっちを振り返った


    113 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:34:36.91 ID:AaF8IFAC0
    なんだみどりじゃないか

    「なんだとは何よなんだとは」

    お前その髪どうしたんだよ
    みどりのくせに

    今までのみどりは髪型なんかには全く興味はなく
    適当に伸ばした黒髪を自分でハサミで切り、いつも無造作にゴムバンドでくくっていた

    それが突然髪を短く切り、茶色にまで染めている
    よく見れば沙希ちゃんほど明るい色ではなかったけど
    しかしまさしくついさっきまで一緒にいた、沙希ちゃんと同じ髪型だった


    「あなたちょっと座って」


    114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:35:05.21 ID:nvoS/X7j0
    みどりのくせにって言うな

    116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:36:02.08 ID:4nPFW+6BO
    何のフラグなんだろう

    120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:37:37.66 ID:FRYOhuSA0
    そう、沙希ちゃんの正体は変身したみどりの姿だったのだ!!!!


    122 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:38:50.48 ID:AaF8IFAC0
    あれまた俺何かやったっけ?
    もうあれ以来他人のパンツは盗んでないぞ
    使ったみどりのパンツもちゃんと片付けてるぞ

    それとも今まで沙希ちゃんと一緒にいたのがバレたのか?
    もしや知ってる誰かとすれ違ってみどりに連絡があったのか?
    思わず自分の記憶をビデオで素早く巻き戻す
    おかしいな小言を言われる筋合いはない

    おそるおそるソファーに座った俺の横にみどりもドスンと腰をおろした

    「何でそんなにビクビクしてるのまた何かやったの?」

    いやそんな事はないけど

    「まあいいけどとにかく聞いて」

    ハイ


    130 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:42:04.18 ID:AaF8IFAC0
    しばらく時間がたったが
    みどりは何も話さない

    俺の心は限りなく動揺してるが必死に何とか表情には出さない
    何だよ早く話せよ

    ってかまずその髪はどうしたんだよ


    「あのね・・・」


    何かマジでドキドキする
    俺の人生はこんな事ばっかりだ

    さっさと言え


    131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:42:42.11 ID:4IU5yf8J0
    >>130
    お前がさっさと言えwwwww


    135 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:45:05.85 ID:AaF8IFAC0
    「赤ちゃんに栄養取られるって言うから髪切ってきたの」

    え?

    「だから子供ができたの」

    え?

    「高齢出産だから気をつけなさいだって失礼しちゃうわね」

    え?

    「ねえあなた何とか言って」

    え?


    137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:45:44.92 ID:2x7dAI9D0
    キターーーーーーーーーーーーwwwww


    163 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:49:08.07 ID:AaF8IFAC0
    言葉が出ない

    何も思い浮かばない

    やべぇ・・・なんも言えねぇ・・・

    「3か月ですって予定は来年の3月か4月だって」

    みどり・・・・・

    みどり・・・お前・・・お前ってヤツは・・・

    みどりのくせに

    ミドリノクセニ

    ミドリノクセニ


    173 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:52:30.95 ID:AaF8IFAC0
    なぜだろう
    涙がボロボロ出てきた
    とめどなく流れた
    理由なんか分からない
    嬉しいのかめでたいのか

    沙希ちゃんとの浮気未遂がバレなくてホッとしたのか
    いろんな想いが胸の中を駆けめぐる

    そうか・・・俺もついに・・・
    父親になるのか

    俺はずっと何も言えずにただボロボロとただ泣いていた
    みどりは俺の横で、ずっと背中を撫でてくれていた

    「ありがとうあなた・・・」


    176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:53:29.03 ID:9EArnXYR0
    おめでとう
    おめでとう


    179 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:55:12.82 ID:AaF8IFAC0
    今年の夏、ついにみどりは妊娠した
    初期の危険な状態もなんとか過ぎ、今はもう安定期に入っている

    高齢出産だから気を付けてくださいなどと言われる年齢になってしまっていた
    そして俺は来年の春の初めにはとうとう父親になる

    そして現在のみどりはやがてセックスができなくなった時に
    俺がまた妙な気を起こさないようにと言って
    手と口だけで俺を抜かせる練習をしている

    下手くそなみどりの口の動きになかなか俺がイケないでいると

    「もうまださせるんですかぁ」

    などと言う

    自分からさせてって言い出したくせに
    そんな軽口さえ普通に言えるみどりになっていた

    ぎごちなく唇を上下させるだけの下手くそなフェ●チオだ
    俺のツボにはたまにしか届かない

    オ●ニーと比べたら全くイライラするみどりの口技だけど
    俺のためを思ってしてくれている事がとても嬉しかった

    妊娠してますます丸みを帯びていく
    みどりの腰からお尻にかけての滑らかな曲線を片方の手でなで
    もう片手でゆっくり揺れる真っ白な乳房を揉んでいるうちに
    みどりの柔らかな舌で転がされたチンコは
    ようやく大きく膨れ上がってくる
    みどりも口の中でそれを感じているのか
    よだれを垂らしながら懸命に顔を上下させる


    185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 20:57:24.40 ID:ZFhmFXpk0
    おいおい、折角いい話でまとまりそうなときにヘラチヨの話持ってくるなwwwwww


    190 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 20:58:40.68 ID:AaF8IFAC0
    みどりの足もとには今はいていたパンツが転がっている
    俺の大好きな、明るい水色のパンツだ

    思わず手に取ってみる
    サラサラした手触りだった
    セクシー下着でも何でもない、普通のパンツだったけど
    俺は今はそんなのが一番好きだった

    顔に近づけて匂いを嗅いでみる
    もう何度も嗅ぎ慣れた
    みどりの大事な部分の匂いだ
    いつもと同じ、ほんのりとした芳香だった
    俺が一番安心できる、みどりの匂いだった

    パンツを握りしめ、匂いを嗅ぐ俺を上目づかいに見ながら
    だんだんみどりの顔の動きが激しくなってくる

    みどりの乳房が俺の太ももにこすれ、乳首がコリコリと当たる
    その口元からは唾液がいやらしく流れて光っている

    穏やかな充実感に包まれた俺は
    やがてみどりの温かい口の中に射精した
    みどりは苦しそうに手で口を押さえ、げくんと音を立てて飲みこんだ

    「もうこれで大丈夫だね、いつでも言ってくれていいからね」

    口が疲れたみどりは弱々しく笑う

    「ねえまだ大丈夫だから今度はあなたがして」

    そんなみどりがもういとおしくてたまらない
    お腹の子供を押しつぶさないように気を付けて
    俺はみどりを強く抱きしめた


    197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:01:21.93 ID:zrPq82OT0
    しかし…感動した!と思ったら急に刺激的な話に…


    198 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:01:31.74 ID:AaF8IFAC0
    いろいろあった俺の半生だけど
    今はとても満足してる

    仕事に追われる毎日だけど
    家庭はとても温かく、そして楽しく過ごせる

    そして時々、過去に遭遇したいろんな人たちを思い出す
    中でも二人の女性は俺にとって特別な存在だ

    小学校の時の奥原先生

    あふれる感情をどうしていいか分からなかった俺を優しく励まし続けてくれた
    清楚な姿に似合わぬ、エロティックな黒いリボンで縁取りされた
    ツヤツヤ光る真っ赤なパンティーをはいた先生の顔は
    今はもうほとんど思い出すことができない
    だけどもし先生に突き放されていたら
    俺は今でも変態異常性欲者だったろう(今でも若干その気はあるが)
    そして刑務所に入って
    ロクでもない人間になってるだろうか


    205 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:05:25.79 ID:AaF8IFAC0
    そして俺の人生最大のピンチを救ってくれた天使

    上野さんだ

    オレンジ色の派手なブラジャーを身に着けた
    先生でもない
    年上でもない
    小さな女の子が
    腐りかけてた俺の心を全力で癒やしてくれた

    残念な事にもう彼女の顔もおぼろげにしか覚えていない
    もし彼女と会っていなかったら
    あんなにしつこくつきまとってくれなかったら
    その後の人生を想像すると恐ろしくなる

    自分のわがままで自衛隊に入っていたとしても
    激しい訓練に当時の俺がついていけるはずがなく
    あの性格では他にまともな職にもありつけず
    クソみたいな人生を送っているか
    生きることすらあきらめていたかもしれない

    もう連絡も取れないけど
    今の俺の姿を見せたら
    またあの時のように手を叩いて喜んでくれるだろうか
    それともじっと黙って涙を流して喜んでくれるのか
    もう会えないけど彼女だけには本当に幸せな人生を送っていてほしいと心から思う


    209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:06:52.21 ID:2OV9/YZT0
    特別な存在にラッシャー前田が抜けてるぞ


    211 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:08:34.50 ID:AaF8IFAC0
    ほとんどの顔も知らない下着泥棒の被害にあった女子生徒たちには
    本当に申し訳なく思う

    あの当時のはちきれる若さで
    水をはじくようにイヤな思い出を吹き飛ばしていてほしいが
    もし彼女たちの心の中に
    顔も知らない男から受けた汚い屈辱が
    今でも彼女たちを苦しめていたらどうしよう

    そんな事はないと思いたい
    あってほしくもない

    イヤな思い出もたくさんあるし
    忘れたくても忘れられないものもある

    でもその全てを背負って生きていくのが俺の
    いや全ての人間の生きてる証なんだと思う


    222 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:12:07.55 ID:AaF8IFAC0
    そして俺にはみどりがいる
    やがて生まれてくる子供もいる
    この二人のためにも
    もう絶対横道にそれたり
    後ろを向いて歩く事はしない
    ただ前を向いて
    他人より遅くてもいい
    ゆっくりと歩き続けていきたい


    今 最高に幸せです





    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の 悲しい ではなくて

    とてもとても楽しい人生 


                        



    どうも、ありがとうございました


    230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:13:17.85 ID:EB58CJ6FO
    おめでとう、1
    素直に心から祝福するよ

    232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:13:29.49 ID:2x7dAI9D0
    乙!
    すげえ良かったよ!!!
    人に紹介しにくいけどなwwww

    236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:14:17.24 ID:Jnln0Oju0
    長谷川乙。これからはみどりちゃんと子供を大切にしろよ

    ・・・別にうらやましくなんかないんだからっ!!

    260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:18:30.62 ID:2x7dAI9D0
    しかし本当に変態で犯罪まで犯してる長谷川なのに
    感動的な大団円になってるのがすげえなw


    269 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:25:33.19 ID:AaF8IFAC0
    パンツを盗む事に快感を覚えてしまった男の
    とてもとても楽しい人生

    主人公:長谷川君
    その妻:みどり

    登場人物(進行順:女性のみ)

    石原さん(小学5年生)
    奥原先生(23~24歳)
    林さん(小学6年生)

    早川さん&前田さん(中学1年生)
    パンツを盗まれた女子中学生たち(中学3年生)

    石原さん(再登場で高校1年生)
    上野さん(高校1~2年生)

    腐女子たち(大学生)
    スカートとアンスコを盗まれた女子高生(年齢不詳)

    みどり(初対面時26歳)
    沙希ちゃん(同じく22歳)

    マンションの一人暮らしの女性(年齢不詳おそらく20歳ぐらい)

    こんなものでしょうか?他にいましたっけ?
    ちょっとまとめてみました


    276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:29:26.15 ID:L10TsGKS0
    全部被害者だろwwww


    291 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:38:01.17 ID:AaF8IFAC0
    >>1です皆さま最後までご拝読ありがとうございました
    まずは名高いvipスレにこのような連続スレを立ててしまった事をお詫びします

    初めはもっと適当な話で終わるつもりだったんです
    ただ大人になってもえんえんとパンツ泥棒をする長谷川君だけを書くつもりでした
    しかし書いてるうちにどんどん妄想が膨らんできて
    こんなに長い話になってしまいました
    もちろん初めから感動させようなんて思ってませんでした

    ただ、書いてるうちにいろいろと当時の事
    まあここに書いてきたような事が思い出されてきて
    そんな関係のないエピソードを入れているうちにだんだん想像が膨らみ
    実際はかなり予定と違うストーリーになってしまいました

    どこまでが真実なのかはもう言わない方がいいと思います
    実際食品会社になんて勤めてませんしwww
    ただ成長とともに揺れ動く長谷川君の心の動きはほとんど自分の真実です
    それにいろいろエピソードを加えていっただけです

    とにかく最初は思いっきり罵声を浴びせつけられ
    途中であきらめるかもしれないと思って始めたのに
    こうして皆さんに応援してもらいながら
    時には翌日までスレを保守までしていただきながら
    最後まで書けた事がとても嬉しく思います

    おまいらと一緒だったから最後までできたんだと思います

    それが一番嬉しかったです
    (続きます)


    254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/15(水) 21:16:25.16 ID:2x7dAI9D0
    奥原先生のその後を書くって伏線貼っといて忘れてるのはアレだけどw
    とにかく面白かったぜ!乙!!!


    301 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:53:44.16 ID:AaF8IFAC0
    こう言ってしまうとフィクションがバレバレですけど
    そこは本当は書きたかったんですよ
    どんな登場シーンにしようか考えてたんですけど
    話が複雑になりすぎてしまうんであきらめました
    長谷川君は出身県外の会社に勤務してるという想定なので
    奥原先生との再会を書くためには
    どうしても不自然な展開になると思ったんです
    それに先生もたぶん年を取ってると思いますので

    その辺は本当に悩みました
    自分でも書いてましたし
    奥原先生か上野さん、または石原さんにはぜひもう一度
    登場してもらいたかったんですけど
    うまくつなげませんでした

    実はその辺も一応考えた上で
    最終話に沙希ちゃんを登場させたんです
    一番自然に再会しやすいのは
    やっぱり沙希ちゃんでしたから
    そのあたりで勘弁してもらえないでしょうか?


    304 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 21:57:05.23 ID:AaF8IFAC0
    学校や会社その他の描写は
    自分が今まで経験した場所を思い浮かべて書きました
    だけどさすがにいろいろ問題があるので
    かなりごちゃ混ぜにしてあります
    全て事実なのですが
    登場シーンがバラバラです
    中学校の様子を高校編に書いたり
    昔バイトした事のある会社の様子を描写したり
    そんな感じなのでおそらく原型の分かる方は誰もいないと思います

    それから登場人物も全て仮名です
    当たり前ですけどwww
    だけど1人だけは実名で登場しています
    この人ならもしバレても絶対怒らないだろう
    そう、あの人です

    本当に書いてる間、忘れていた青春時代の思い出を
    ゆっくり思い出す事が出来てとても楽しかったです

    けっこう長い時間がかかりました
    書いてから直す部分の方が多かったような気がします
    疲れましたが
    また新しいネタを考えたら何か書いてみたいです
    さんざんご指摘されましたが
    私はプロではありませんので
    文章力のなさはご勘弁ください
    (もう少し続きます)


    309 名前:◆iPZ3/IklKM :2008/10/15(水) 22:04:50.70 ID:AaF8IFAC0
    書いては消したり後から付け足したりして
    同じ文章や文字が続いてしまったり
    意味不明な描写も多かったと思います
    投下してから、またまとめサイト見直してから
    顔から火が出る思いでした
    細かい設定ミスもたくさんありました

    それから途中でも書きましたが
    第4話に重大なミスがあります
    気づかれましたか?
    もしあそこを指摘されたらどうしようと思ってたんですけど
    皆さん分かっててスルーしてくれたのでしょうか?
    追及がなくてホッとしてる所があります

    良かったらまとめサイト覗いてみてください
    今だから言いますけど
    あそこはフィクションなんで勘弁して下さい

    次にもし書く事があったら
    その時も主人公は長谷川君でいきます
    キーワードは長谷川君です

    みなさんもしこれからまた
    ちょっと気が弱い長谷川君が巻き起こすちょっとエッチな物語を見つけたら
    あーまたあいつかと思って笑って読んでやって下さい


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